ヘラクレスファクトリーでは新世代正義超人育成の厳しい訓練の日々が続いていた。そんな中、万太郎は断崖絶壁での訓練で失禁してしまったり、ハンマーを使ってのボディ強化でハンマーをよけまくったり、問題はありながらも何とかクリアして、どことなくだが頭角を現してきた。

ヘラクレスファクトリーでの時が3ヶ月を過ぎ、500人いた若き超人たちも過酷な訓練で20人を残すだけになっ てしまった。その中に万太郎もニュージェネレーションとして残ることができ、真弓他一同に拍手で迎えられる。しかし、まだ卒業テストが残っているという・・・それは 「ヘラクレスの掌」と呼ばれる人の手の形をした岩の5本の指先に設置されているリング上での対戦だった。 その対戦相手とは・・・。

キッドが我先にと、親指を選びリングへと向かい、サムゥ は人差し指にと続く。するとリング中央の入場口が開き中から対戦相手が！その対戦相手とはバッファローマンとラーメンマン、レジェンドの正義超人であった。この戦いに勝たなければ悪行超人と五分に渡り合うことも出来ない・・・。たじろぐ超人たちを横目にやる気十分のキッドとサムゥ。KOかギブアップまでの無制限の戦いが始まった。

50代を過ぎたとは思えぬ体で攻めてくるレジェンドに苦戦するふたり。まずサムゥがラーメンマンの「逆羽根折り固め」に倒れた。しかし、キッドはバッファローマンのスタ ミナが切れるのを見計らい、「テキサスクローバーホールド」を決めギブアップを奪う。ニュージェネレーション第一号の誕生だ。一方、恐怖のあまり腰を抜かしている万太郎の対戦相手とは？入場口から現れたのは、あの「キン肉マン」万太郎の父であった。