前回立ち寄った補給場所で、テアとデートしたトキト。セレナが仕組んだ事とは言え、その事実を知らない仲間たちには多少の混乱が残っていた。その中心にいるのは、トキトに淡い想いを抱くミスズ。気の強い彼女がすっかりヘソを曲げてしまったため、仲間の雰囲気がどこかギスギスしていたのである。トキトはもちろん、彼女の顔色を伺う仲間たち。リーダーのヨウスケは、そんなミスズにやんわりと注意する。一方、執政官が支配する月では、新たな動きが見られていた。執政官の配下の一人である『ボルフ』が、自分の能力を認めない執政官に痺れを切らしていたのである。そのため、独断で出撃する事を決意。執政官が求めるテアを連れてこようと、地球へと降下するのだった。