謎の美女『セレナ』を加え、とりあえず南に向かうことにしたトキトたち。だがセレナが示した『空への扉』なる場所へは、まだかなり距離がある…。そこで、彼女が提案する無人の都市へと、補給のために立ち寄ることにした。苔やツタに覆われ、すっかり放棄された都市。そこは二千年前のものにも関わらず、メンテフリーで現在も尚、管理が行き届いている。食べ物も豊富で、パーツや衣服など物資も手付かずのまま残っていた。この都市の情報を集めていたブライアンに、セレナは教える。ここはかつて、シアトルと呼ばれた都市であった…と。さらに彼女はブライアンを「中尉さん」と呼び、彼が求める『情報』と引き換えに、ある取り引きを持ちかけた。それは何と、トキトとテアのデートだった。