銀色のオリンシス

TV 番組

第 4 話灰色の戦場

2006/10/26放送
脚本:竹田裕一郎 演出:高橋滋春 作画:小林ゆかり(キャラクター) 小田裕康(メカニック) 美術:三宅正人

謎の美女『セレナ』を加え、とりあえず南に向かうことにしたトキトたち。だがセレナが示した『空への扉』なる場所へは、まだかなり距離がある…。そこで、彼女が提案する無人の都市へと、補給のために立ち寄ることにした。苔やツタに覆われ、すっかり放棄された都市。そこは二千年前のものにも関わらず、メンテフリーで現在も尚、管理が行き届いている。食べ物も豊富で、パーツや衣服など物資も手付かずのまま残っていた。この都市の情報を集めていたブライアンに、セレナは教える。ここはかつて、シアトルと呼ばれた都市であった…と。さらに彼女はブライアンを「中尉さん」と呼び、彼が求める『情報』と引き換えに、ある取り引きを持ちかけた。それは何と、トキトとテアのデートだった。
トキトがテアとデートをしていると聞き、気が気ではないミスズ。そんな彼女の心配をよそに、二人はデートを楽しんでいた。初めて体験する映画。彼らを包む、ロマンチックなムード…。その一方でセレナは、この都市に潜んでいたガーデナーに、たったひとりで白兵戦を挑もうとする。二人の初デートは邪魔させない!! あの映画は、絶対に観ておかなければならないものなのだから…!! 全身キズだらけになりながら、デートを守ろうと必死なセレナ。彼女がそうまでする理由とは…? キズだらけの自分を助けてくれ、さらに仲間だと認めてくれたトキトたちに親近感を覚える一方、彼女は自身が抱える『秘密』に、ひとり孤独を抱えるのだった…。
閉じる

 

PAGE TOP