トキトたちの前に現れた、月の執政官。「自分こそ本物のコウイチだ…」…その思わぬ状況に、テアは戦闘中にも関わらず混乱した。しかもそのまま、執政官の攻撃からトキトを守るために身を投げ出してしまう。重傷を負ったテア。このままでは…。そこでセレナが両者の間に介入。テアを失いたくない執政官を説得し、一時撤退してもらうことにした。そんな中、戦場の一角では、ブライアンとボルフが再び相対していた。どうしてもブライアンを月の勢力に加えたいボルフ。彼は月の執政官が、本当に地球の未来を憂いていること、その偉大さを心底訴える。だがブライアンは迷いなく拒否。「今のオレは、イモの皮むき係のブラちゃんだ」と、仲間たちの元に戻るのだった。