ジャアクキングを倒したプリキュア。光の園にも平和が戻りメップル達との別れに涙したのも束の間、何と再びメップル達がやって来た。消滅する寸前、分身とも言える種を虹の園へ飛ばしたジャアクキング。その為新たな敵が生まれるらしい。虹の園を救えるのは伝説の戦士プリキュアだけだと踏んだクィーンは、今度はポルンもなぎさ達に託す。ポルンの不思議な力は必ず役に立つはずだと言うクィーンだが、当のポルンははしゃぎ疲れて眠り、寝言まで言う始末。しかも町へ出てそのまま迷子になってしまう！心配したなぎさとほのかはポルンを探しにでかける。

ジャアクキングが捲いた種は既に芽吹いており、その一つは人間・角澤として虹の園に溶け込んでいた。ちょっと変わった優秀な社員として働く角澤だったが、ニュースで激しく降る雨を見て、新たな刺客“ジュナ”として覚醒してしまう。元が植物のジュナは水分を欲っして台風を呼び寄せ、力を取り戻す。人間だった頃の記憶は消され、新たな闇の使者として目覚めたのだ。実はポルンには予知能力があり、寝言で言っていた「目覚めるポポ」とはこの事だったのだ。ポルンの言葉が予知だとは知らないなぎさ達だが、突然の異常気象に不安を覚えポルンの捜索を急ぐ。

好奇心旺盛のポルンは意気揚々と虹の園を歩き回る。しかし、街には危険が一杯。ゲームセンターで景品にされそうになったり、野良猫に追いかけられたりとさすがのポルンも少し疲れ気味。一人ぼっちで落ち込むポルン。やっと雨があがり空を見上げると、何とジュナの姿が！！驚いたポルンは路地裏に逃げ込むが、あっという間に先回りされてしまう。「その姿…光の園の者か？」凶悪そうなジュナ相手に恐ろしくて逃げ出すポルン。しかし、逃げ切れる訳もなくビルの駐車場に追いつめられてしまう。「助けてポポー！！」

「子供のポルンが行きそうな所って言ったらケーキ屋さんよ！」半ば強引ななぎさのこじ付けで、ケーキ屋にやって来た捜索隊。しかし…「ポルンの気配を感じるミポー！」意外にも付近にポルンがいる事が分かり着いた先で、ジュナに追いつめられたポルンを発見。強い力は感じるもののまだ自分でコントロールが出来ていないジュナ。隙をついて変身しポルンを助ける事に成功するが、驚いたポルンは気を失ってしまう。「こんな小さい子に何て事すんのよ！」二人が放ったマーブルスクリューとジュナのエネルギーがぶつかって相殺、いつの間にか敵の姿は消えていた。未知の敵と新しい仲間ポルン。やっぱり私達、まだまだ頑張るしかないみたい…！