今日は日曜日。なぎさはほのかと買い物に行く約束をしていた。しかし、いざ家を出ようとしたその時、父親から「会議に使う書類を忘れたから、会議が始まる時間までに届けて欲しい」という電話が入ってしまう。今日を楽しみにしていたほのかのことを気遣い、困ってしまうなぎさ。弟の亮太が「僕がひとりで届けるから、お姉ちゃんたちは買い物に行けばいいじゃん」と気楽に言うものの、きっと道に迷うはず…と心配になってしまう。そのため、自分が行くのだと頑として譲らない亮太に表向きは任せ、自分はほのかと一緒にこっそり亮太の後をつけようとする。