Yes!プリキュア5GoGo!

TV 番組

第 18 話みんなに届け!うららの歌声

2008/06/01放送
脚本:成田良美 演出:大塚隆史 作画:飯飼一幸 美術:花村弘喜

ある日、シロップは一人ぼっちでベンチに座って泣いているうららを見かけます。でも翌日のうららは、そんなことがなかったかのように、明るい笑顔でみんなとおしゃべりをしていました。しかしうららのことが気になって仕方のないシロップは、涙の理由がオーディションに落ちたことが原因だと知ってしまいます。そこでシロップは、学校から帰るのぞみたちにうららをなぐさめるように言いますが、のぞみたちはうららのところに行こうとはしません。怒ったシロップは、今度はココに、うららの相談にのるように言いますが、ココはうららのいるスタジオの場所を教えるだけで何もしようとはしませんでした。
みんながうららのことを心配していないと思ったシロップは、一人でうららのいるスタジオに向かいます。そしてうららに「何か悩んでることがあるんだったら聞いてやってもいいぞ」と言いました。そんなシロップの不器用ながらも優しい言葉に、うららもいつもと違った口調で答えます。それはうららがまだ小さいときに亡くなったお母さんの話でした。舞台女優だったお母さんの姿を録画で見たうららは、いつしかお母さんと同じ舞台女優になることを夢見るようになっていたのです。そんなうららの夢に、自分がキュアローズガーデンを目指す想いを重ねたシロップは、ようやくうららの決意の重さを知りました。
そんな時、突然エターナルのネバタコスが二人の前に現れました。うららはキュアレモネードに変身して、たった一人でシロップをかばいながら、ネバタコスとホシイナーを相手に戦います。でも八つ当たりで戦いを挑んできたネバタコスのムチャクチャな攻撃に、ピンチになってしまいました。でもレモネードは絶対にあきらめません。「あきらめたらそこから一歩も先へ進めなくなっちゃうから」そんな決意を胸に戦うレモネードはピンチにもかかわらず、自分とシロップが似ているとニッコリ微笑みます。そこへようやく、ほかのプリキュアとミルキィローズが助けにやって来ました!
みんなの応援を受けたレモネードの攻撃で、ホシイナーは倒され、ネバタコスも逃げていきました。そしてレコーディングに戻ったうららに、のぞみたちがプレゼントを渡しました。それはみんなで作ったブローチです。みんなはこのブローチを一刻でも早く作って、うららに渡そうとしていたのでした。そんなみんなの気持ちに応えて、うららのレコーディングは無事終了。発売されたCDは大ヒットするのでした。そしてうららにシロップは、自分の乗車券をプレゼントします。今度、落ち込んだときに空の旅を味わえるようにというシロップの気持ちに、うららはとてもうれしくなるのでした。
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