Yes!プリキュア5GoGo!

TV 番組

第 19 話浦島かれんと亀ミルク!?

2008/06/08放送
脚本:山下憲一 演出:三塚雅人 作画:青山 充 美術:井芹達朗

ピアノの演奏をみんなに聞いてもらったかれん。それは長い間、演奏旅行のために海外を巡っていたお父さんとお母さんがようやく帰ってくることになったため、二人に聞いてもらおうと練習していた曲でした。しかしお父さんとお母さんが帰ってくるというのに、かれんはあまりうれしそうな顔をしていません。それは手紙の返事をうまく書けなくて悩んでいたからでした。自分の将来の夢が決まったことなど、伝えたいことはいっぱいあるのに、その気持ちがどうしても言葉にならなかったのです。でもそんなかれんに、くるみが久しぶりにミルクの姿に戻ってアドバイスしました。
ミルクがまだパルミエ王国でお留守番をしていたころ、ココとナッツにいっぱい手紙を書きました。それは自分の気持ちや、思ったことを素直に書いたからです。ミルクからその話を聞いて悩みも消えたかれんは、みんなのところに行こうとドアを開けた瞬間、またしてもシビレッタの作った童話の世界へと引き込まれてしまいました。そこではかれんは漁師のお兄さんで、ミルクはなんとカメの姿です。そして海からは大きなお城が現われました。そう、ここは「浦島太郎」の世界だったのです。シビレッタはかれんとミルクの二人だけになったときを狙って、この世界へ誘い込んできたのでした。
シビレッタとホシイナーの攻撃から、かれんとくるみは二人だけでローズパクトを守ることになってしまいました。でもババロア女王から、キュアモに通信できる機能があることを知らされ、かれんはのぞみたちに自分たちのピンチを伝えることに成功します。しかしシビレッタの作った童話の世界のある場所がわからないため、シロップでものぞみたちを連れて行くことはできなかったのでした。そのころ、かれんとくるみは変身して戦いますが、ホシイナーはとても強くて、二人だけではどうにもなりません。この絶体絶命のピンチになんと、のぞみたちがシロップに乗ってやって来ました!
のぞみたちは、かれんたちへの強い思いを手紙に書いてメルポに渡しました。その手紙の届け先を案内するメルポの力で場所がわかったシロップが、のぞみたちをシビレッタの世界へと連れてくることに成功したのです。こうして全員集合したプリキュア5の前には、ホシイナーも敵ではありません。シビレッタの作戦を完全に打ち砕いて、みんなは無事にもとの世界へと戻ってきました。そしてかれんは、のぞみたちの心のこもった手紙を読んで、自分も心に思ったことを素直にお父さんとお母さんに読んでもらおうと、あらためて手紙を書き始めます。今度こそ自分の強い思いを手紙に込めて…
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