ミルクがまだパルミエ王国でお留守番をしていたころ、ココとナッツにいっぱい手紙を書きました。それは自分の気持ちや、思ったことを素直に書いたからです。ミルクからその話を聞いて悩みも消えたかれんは、みんなのところに行こうとドアを開けた瞬間、またしてもシビレッタの作った童話の世界へと引き込まれてしまいました。そこではかれんは漁師のお兄さんで、ミルクはなんとカメの姿です。そして海からは大きなお城が現われました。そう、ここは「浦島太郎」の世界だったのです。シビレッタはかれんとミルクの二人だけになったときを狙って、この世界へ誘い込んできたのでした。