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TV 番組

第 34 話涙のお別れ!クレープの告白

2008/10/05放送
脚本:赤尾でこ 演出:三塚雅人 作画:青山 充 美術:須和田 真

学校への登校中、突然、小々田先生のカバンの中から、クレープ王女が現れました。その姿にあわてたのぞみたちは、ほかの生徒たちに見つからないよう、生徒会室へとクレープを隠します。実は、体調もすっかり元に戻り元気になったクレープ王女は、クレープ王国に帰ることを決めましたが、その前に将来の結婚相手に決めているココの先生としての活躍をその目で見ようと、コッソリとカバンの中に忍び込んでいたのでした。お昼休みになっても、サンクルミエール通信の取材をする増子美香や、多くの生徒たちがココを慕って集まってくる様子を見て、クレープ王女はとてもご機嫌です。
ココの人気に満足したクレープ王女でしたが、授業でわからないことを聞くのぞみと、それを優しくていねいに教えるココの姿を見て、急に寂しくなってしまいました。ナッツハウスに帰って一人でションボリしている、そんなクレープ王女を見たナッツは、ココには真っ直ぐな気持ちで言葉を伝えるべきだとアドバイスします。そんな時、のぞみたちが学校から戻ってきました。実はのぞみたちは、クレープ王女のお別れパーティーの用意をしていたのです。プレゼントをもらってドキドキするクレープ王女でしたが、そこへローズパクトを狙ってエターナルのイソーギンとヤドカーンが現れました。
イソーギンとヤドカーンはプレゼントのリボンをホシイナーに変えて襲ってきます。のぞみたちもプリキュアへと変身して戦いますが、一瞬の隙を突かれて、クレープ王女とローズパクトを奪われてしまいました。でも、こんなピンチにもかかわらず、ココは絶対にあきらめません。その強い心がみんなを奮い立たせて、プリキュア5は見事な連携でクレープ王女とローズパクトを奪い返します。そしてココの力を借りて放つ“プリキュア・レインボーローズエクスプロージョン”が決まって、ホシイナーを見事に倒し、イソーギンとヤドカーンを追い返すことに成功するのでした。
こうしてクレープ王女のお別れパーティーが始まりました。でもクレープは一人離れて、寂しげな表情を浮かべています。そこへ現れるココ。クレープ王女は、ナッツのアドバイス通り、自分の素直な気持ちをココに伝えました。その言葉にココも真っ直ぐな気持ちで応えます。その、のぞみと一緒にいたいというココの気持ちを知ったクレープ王女は、悲しい気持ちになったけど、スッキリした気分になれました。そしていよいよ旅立つことになったクレープ王女は、自分と連絡できるカードを渡すと、シロップに乗ってクレープ王国へと帰っていくのでした。
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