今年もやって来た、ベローネ学院の学院祭。なぎさたちのクラスでは今年も演劇をやることになり、志穂が演出でハリキっていた。彼女は既に映画の勉強をしたいという目標を持っていて、そのために今はガンバって自信をつけたいらしい。そういった意味でも、今回の大仕事は重要な意味を持っていたのである。そんな彼女が演出担当として提案した演目は、何と「牛若丸と弁慶」!! しかもワイヤーアクションを使い、アッ!!と驚くような演目をしようと考えていたのである。だが専門家の協力があるとは言え、誰もが怖がって牛若丸と弁慶の配役に尻込みしてしまう…。