親切はやっておくもの。その善行が思わぬ幸運をもたらした!! 女性を送っていった先が、何と市営グラウンドのすぐ近くだったのである!! これで部活終了までに間に合う!! なぎさは、大急ぎで駆け出した。そしてザケンナーやバルデスとの戦闘を経て、ようやく藤P先輩と会うことができた彼女は、ちょっぴりの勇気で得た、大きな幸せに浸るのだった。一方、互いに引き合うような、不可思議な感覚に惑わされていたひかりと洋館の少年は、「また会わなければならないような気がする」…と、自然と湧いてきた『予感』をひしひしと感じる…。