いくら部を引退した身とは言え、後輩たちを何かと気にかけるなぎさ。そして後輩たちもまた、なぎさを『キャプテン』と呼んでしまうなど、まだ何かしっくりとこない様子。部を離れて間もないせいか、まだ引退した実感が湧かない…なぎさも後輩たちも、そんな心境なのだった。そんななぎさやほのかの頭をよぎるのは、キャプテンになったばかりの、そして部長になった直後の自分たち…。なぎさは、先輩に叱られてばかりだったのが、突然キャプテンに抜擢されて「ありえない!!」と戸惑った。ほのかもまた、科学部を任されることになった時、自分がナゼ科学部にいるのかを悩んだ…。