リングにかけろ1

TV 番組

第 9 話稲妻とブーメラン

2004/12/01放送
脚本:白根秀樹 演出:岩井隆央 作画:市川慶一 美術:塚越羽瑠奈

高嶺のブーメランをもってしても、志那虎の稲妻を破ることはできない…ヘルガのコンピュータは竜児の勝利の確率を0パーセントとはじきだした。 チャンピオンカーニバル準決勝第2試合、竜児の繰り出すパンチは志那虎の神技ディフェンスの前に虚しく空を切るばかり。 しかし志那虎は右のパンチを全く繰り出してこない。 志那虎は幼い頃、志那虎影流の跡継ぎとして父から受けた特訓によって、右腕が動かなくなってしまっていたのだった。それによって誰にも会おうとしなくなった志那虎だが、その現実から逃げていたわけではなく、血のにじむようなトレーニングを続け、左手一本で両腕に勝る力を身につけていたのだ。 最終ラウンド開始直後、ローリングサンダーとブーメランフックが同時に炸裂!ローリングサンダーをかわしきれなかった竜児のブーメランフックは不発に終わり、竜児はマットに叩きつけられた。しかし菊は、ローリングサンダーを放っている間は神技ディフェンスが使えない、というわずかな弱点をみつける。再びローリングサンダーとブーメランフックはぶつかりあう。もっと速く!ドラゴンアンクルによって鍛えられた足は竜児の闘志に応え、間一髪でブーメランフックのスピードが勝った。志那虎はマットに沈む。 チャンピオンカーニバル決勝は、河井武士と高嶺竜児に決まった!
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