チビで、目立たないけどお茶目でいたずら好きで、なんとも愛らしい女の子。そんな女の子がおかしなメカやロボットをつぎつぎに造ってしまう天才少女だから驚きです。
その女の子の名前は「野々宮ジュン」でも、彼女だって14歳の普通の女の子。「すてきな恋をしたい!」と夢見ています。
そして、彼女の視線が捉えたステキな男の子はクラスメイトだけれども年上の、加納零でした。なにしろ、背がスラーッと高くて、スタイルがよい!バイクに乗って、不良っぽいけど、チョッピリやさしい目をしています。
ジュンは、そんな彼に限りなく憧れてしまいました。ドギマギしながらも、彼女は精一杯の愛を零に示そうとします。しかし彼は学校中の女生徒の憧れの的。彼女の秘めた心は届きそうにありません。
彼女に出来るのはメカやロボットを造って彼の視線を自分に向けさせること。しかし、それすら上手くいかないのです。普段ならいともたやすく失敗なく出来るのに・・・。零の事になると上手くいかないのです。