Yes!プリキュア5

TV 番組

第 44 話お世話役ってどんな人?

2007/12/16放送
脚本:赤尾でこ 演出:川田武範 作画:青山 充 美術:行 信三/増田竜太郎

ある朝、寝坊してしまったミルク。あわててココとナッツのお世話を始めようと思いましたが、二人はすでに自分たちで準備をして、朝ごはんを済ませた後でした。ミルクは自分がいなくても、ココとナッツが不自由なく過ごしていたことがショックでした。自分のことを必要とされていないと落ち込んでしまいます。そして一人公園でショボンとしていると、うららが現われました。思わず泣き出してしまったミルクにビックリしたうららは、その原因を尋ねてみます。ミルクから話を聞いたうららは、“いつも大切なときにいてくれて、励ましてくれる人”がお世話役じゃないかな、と言いました。
他のみんなにも話を聞こうと、みんなのもとを訪ねるミルク。りんは“みんなのために泣いたり、怒ったり、笑ったりできる人”。こまちは“どんなときでも行動できる意志の強い人”。そしてかれんは“信じることを忘れない人”。みんなが認めるその人に会って見たいと思ったミルクでしたが、その理想の人がのぞみだと聞いてビックリします。納得のいかないミルクはのぞみに理想のお世話役に必要なものを聞いてみました。するとのぞみの答えは“よく遊んで、食べて、幸せいっぱいな人”。ますますわからなくなるミルクに、のぞみは「ココとナッツがスキだったらそれでいい」と言います。
そのころミルクがいなくなり、心配でナッツハウスを飛び出したココとナッツの前に、後のなくなったハデーニャが現れます。ドリームコレットを奪おうとしますが、間一髪プリキュア5が駆けつけました。こうしてハデーニャとプリキュア5の戦いが始まりましたが、そこへ突然カワリーノが現われます。カワリーノは嫌がるハデーニャにむりやり黒い仮面を付けると、巨大な怪物の姿へと変えてしまいました。巨大な怪物となったハデーニャの攻撃は強烈で、プリキュア5もピンチにおちいり、ドリームコレットも奪われそうになってしまいます。しかしミルクが必死でドリームコレットを守るのでした。
そんなミルクを笑うカワリーノ。でもプリキュア5は、こんなにがんばっているミルクこそ、理想のお世話役なんだと言います。そう、みんながのぞみに思っていたことはミルクにも当てはまっていたのでした。それを聞いてみんなと心を一つにしたミルクの協力で、プリキュア5は巨大ハデーニャを倒します。そして自信を取り戻し、いつもの調子に戻ったミルクは、さっそくお世話役としてココとナッツを厳しくチェックしました。ココがシュークリームを食べすぎたこと、ナッツが本に夢中で徹夜してしまったこと、すべてミルクにはお見通しです。みんなはミルクが立派なお世話役になると、楽しみに思いました。
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