ゲゲゲの鬼太郎(第5期)

TV 番組

第 4 話男! 一反もめん

2007/04/22放送
脚本:三条 陸 演出:土田 豊 作画:仲條 久美 美術:常盤 庄司

風邪をひいて入院している妊娠中の母親を見舞いに行くために近道した海岸で、綾は桃色の貝殻を拾いました。母親は、最近、海辺で子供たちが波にさらわれて行方不明になる事故が続いているので、気をつけるようにと注意します。帰りも海岸を通った綾は、タオルが落ちているのを見つけますが、それは水にぬれて動けなくなっていた一反もめんでした。そこに波が迫ってきたので、一反もめんは力を振り絞って綾を抱えて飛び、助け出したところで力尽きてしまいます。家に連れ帰られ干して繕ってもらった一反もめんは、綾と仲良くなるのでした。
一反もめんは鹿児島から妖怪横丁に帰る途中で、波にさらわれそうになった子供を助けたために、海に落ちてしまったのでした。そして綾に、おそろしい妖怪がいるので海に近づかないようにと注意します。不安になる綾を、一反もめんは強い味方を呼んだと言ってはげましました。連絡を受けた鬼太郎は、かわうその力を借りて、一反もめんのいる伊豆に急ぎます。その夜、舟幽霊があらわれ、桃色の貝を目印に綾を探し出しました。捕まりそうになった綾を助けようとした一反もめんでしたが、舟幽霊に水をかけられ、動けなくなってしまいます。
舟幽霊によって海岸につれてこられた綾の前に、海座頭があらわれます。海座頭は子供をさらって三年ほど海に漬けて、食べようとしていました。綾も海に漬けられてしまいそうになりますが、そこに鬼太郎が駆けつけ、髪の毛針で舟幽霊を倒します。海座頭は琵琶を弾いて攻撃してきました。髪の毛を槍に変えて戦う鬼太郎でしたが、波を自由自在に操る海座頭に苦戦して捕まってしまいます。水霊銛で貫かれそうになったその時、間一髪、一反もめんが鬼太郎を助けだしました。綾を助けるために苦手な乾燥機に入って、身体を乾かしてきたのです。
一反もめんの背に乗って鬼太郎の反撃が始まります。目玉おやじの助言に従って、海座頭の力の源の琵琶を壊そうとしますが、海水を操って作る壁にはばまれて、リモコン下駄の攻撃も届きません。一反もめんは鬼太郎を尻尾につかまらせて急旋回し、その回転力を使って水の壁を突き破らせ、琵琶を壊すことができました。子供たちを返して降参した海座頭に、鬼太郎はなぜ人間をおそったのか聞きます。実は、海座頭は朱の盤にそそのかされていたのでした。見つかって逃げ出した朱の盤でしたが、ある妖怪に鬼太郎のことを報告しに行ったのでした。
閉じる

 

PAGE TOP