ネコ娘は、井川家の息子、始の家庭教師のアルバイトをはじめた。甘やかされて育ち、母親を馬鹿にして、社会をわかったつもりで勉強なんて役に立たないとうそぶく始に対し、ネコ娘は世の中は自分の理屈で回っているわけではないと怒り、携帯電話やゲーム機を取り上げ、熱心に家庭教師の仕事に取り組む。一方、姑獲鳥の足跡を付けられた家の子供は、徐々に幼児化が進んで、ついには身体まで赤ん坊になってしまう。そうなった子供を姑獲鳥はさらっていき、また新たな子供のいる家に足跡を記していく。そして始の家にも足跡が付けられていた。