貧乏姉妹物語

TV 番組

第 7 話ヤキモチとチョコとバレンタインの日

2006/08/24放送
脚本:和泉 鶴 演出:渡辺 純央 作画:渡辺 奈月 美術:保坂 有美

今日は聖バレンタインの日。あすはきょうにプレゼントするためにチョコを作っていた。姉の喜ぶ顔が見たくて、大好きな姉のために作ったのだ。どうやって渡そうか悩んで、中学校まで迎えに行こうと思い立つ。校門で待つが、なかなか出てこないきょうを探して校内に入ったあすは、校舎の裏で姉が男の人にチョコレートを渡している現場を目撃してしまった。姉に好きな人がいたということにショックを受け、あすは自分の作ったチョコを渡せずに隠してしまった。次の日、下校途中に昨日の男を見かけたあすは、姉が好きになった人の正体を探るべく尾行を開始するが、彼は出来過ぎなくらい親切で良い人であり、姉が好きになるのも無理はないという気持ちにさせられてしまうのだった。
帰宅したあすは、きょうに昨日のことを話している内に悲しい気持ちがこみ上げてきて、思わず部屋を飛び出してしまう。姉にヤキモチを焼いて素直に喜んであげられないことに悩むあすは、例の男が他の女性と待ち合わせて仲睦まじくする姿を発見してしまう。自分を探しに来たきょうにその二人を見せないようにしようと考えたあすは、肉まん10円の張り紙を見たと嘘をついて別の方向へ姉を誘導する。本当に肉まん10円の店を発見して中に入る姉妹だったが、そこに例の二人も入ってきてしまう。慌てるあすだったが、きょうは二人を見ると祝福して喜ぶ。実はきょうは友人に頼まれてチョコを代わりに渡しただけだったのだ。ほっとしながらも自分を反省して、大好きな姉の幸せを祈るあすだった。
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