自分の考えたUMA(未確認動物)を絵にすることが大好きなショウタ。その絵をタギルは評価するが、クラスメイトのカズキにいるわけがないとバカにされる。落ち込んでいたショウタだったが、その前に不思議な光が現れた。その直後、クラス全員が見ている前で、ショウタの考えたレインボーUFOが現れて大騒ぎになる。タギルは大興奮するが、タイキとユウは冷静にこの事件がデジモンの仕業だと見抜く。そう、ショウタの前に現れた光の正体は、イマジネーションあふれる絵を実体化できるデジモン、エカキモンだったのだ。

絵を実体化させることが面白くてたまらなくなったショウタとエカキモンは暴走を始め、次々とUMAを生み出し、学校中をパニックにおとしいれる。それを止めようとしたタギルたちだったが、ショウタはまるで言うことを聞かない。そればかりか、UMAで攻撃してきた。仕方なくUMAをガムドラモンたちは倒していく。それを見たショウタは、もっと強いUMAを作ろうと考え、エカキモンに連れられてデジクオーツに向かう。そして学校の校庭に大きな絵を描き始める。それは今までのUMAが合体した最強のUMAだった。

最強というだけあり、スゴイ攻撃力のUMAは強かった。しかし、ショウタの怒りの心が強すぎたため、エカキモンの言うことも聞かず暴走してしまう。しかも、超進化したアレスタードラモンたちの攻撃で倒れても元に戻るという不死身の再生力を見せた。このままではみんなやられてしまうと思ったタギルは、ショウタに最強UMAを倒す武器を考えるよう頼んだ。最初は自信のなかったショウタだったが、タギルとエカキモンに励まされ、最強の武器を考え始める。そして、ついに最強の武器は完成、エカキモンが実体化した！

ショウタの考えた最強の武器、それは絵を消すことのできる消しゴムだった。消しゴムによって消されてしまう最強UMA。こうして事件も一件落着、反省したエカキモンはもう絵を実体化しないと約束し、ショウタとたまに会うことを条件にタギルのクロスローダーに入った。ショウタも絵を実体化したことを秘密にし、今回の事件を自分のトリックだったとみんなに告白する。だが、今度はカズキがUMAに熱中し、ショウタにそんなことはないと言い始めた。昨日までと逆になったふたりのやりとりに困惑するタギル。エカキモンはそんなショウタにエールを送るのだった…