何かがおかしかった。初地層の秋の世界に来て、冬の世界に行くための橋をかけてくれる存在を探しているはずだったのに、なぜかゲンキは源太、ヤマト王子は八平、ジェロは持郎と呼ばれ、服装もまるっきり別人になっていたのだ。とまどう一同は、3人を呼びに来た守ポン児に付いていき、この世界では、ヤマト王子とジェロは下呂神家の次男と三男、ゲンキはお手伝いで、更にネロクィーンが母親、ヘルリストが長男の晴彦、イエロスは弁護士、氷ミコは血の繋がらない妹の役割を演じさせられていることを知る。そしてもう一人謎の仮面の人物もいた。そして亡くなった大旦那の遺言状により、下呂神家の遺産である開かずの秘宝は、氷ミコが兄弟の誰かと結婚することを条件に相続することになった。