ゲゲゲの鬼太郎(第5期)

TV 番組

第 40 話大フィーバー!鬼太郎グッズ

2008/01/13放送
脚本:吉田 玲子 演出:貝澤 幸男 作画:大谷 房代 美術:白井 走

ねずみ男が人間界のクレープ屋を妖怪横丁に連れてきて商売を始めた。大当たりで、連日の大盛況。そのあおりを食って、あずき洗いのまんじゅう屋と、つるべ落としの雑貨屋はお客が全く来ず、閑古鳥が鳴く状態になってしまっていた。どうすればいいかアドバイスを求められた目玉おやじは、目玉商品を作ればよいというアイディアを出す。その時、クレープ屋で配っていた風船をもらった子ぬりかべたちが空に浮かんで降りられなくなる事件がおき、鬼太郎が見事に解決した。それを見たあずき洗いとつるべ落としは、ある考えを思い付くのだった。
先日の鬼太郎の活躍を見て、あずき洗いはチャンチャンコサンドを、つるべ落としはゲゲゲスナックを売り出した。それが妖怪横丁で大人気になったまではよかったのだが、あずき洗いとつるべ落としは、お互いが相手が真似をしたといって譲らず、言い争いになってしまう。目玉おやじに、どちらが公認か決めてやるように言われた鬼太郎は、決めきれずに困って逃げてしまった。一方、クレープ屋にお客が来なくなってしまったねずみ男は、その様子を見て、つるべ落としとあずき洗いのコンサルティングをすることで、一儲けしようと企むのだった。
ねずみ男の助言を受けて、あずき洗いはチャンチャンコサンドにチャンチャンコのおまけを、つるべ落としはゲゲゲスナックに鬼太郎クッションのおまけを付けて売り出し、またもや大人気。ねずみ男があおり立て、つるべ落としがネコ娘をマスコットガールに仕立てれば、あずき洗いはアマビエをキャンペーンガールに起用したりと、お互いが張り合い、宅配サービスや特典付け合戦がエスカレートして、勝負が付かなくなってしまった。どちらが公認かを迫られて、困惑する鬼太郎。そのどさくさにまぎれて、ねずみ男は商品を持ち逃げしてしまった。
鬼太郎はねずみ男を追い、あずき洗いとつるべ落としも後を追った。ねずみ男が逃げ込んだ先は妖怪寺。そこには逆柱がいた。ねずみ男が復活させたのだ。そこでも争いを続けるあずき洗いとつるべ落としだったが、怒りの矛先が逆柱に向かい、あっさり元に戻してしまう。一連の騒ぎでお腹が空いた鬼太郎は、チャンチャンコサンドとゲゲゲスナックを食べ、美味しいと言う姿になごんだあずき洗いとつるべ落としは和解するのだった。その後、妖怪横丁では鬼太郎人気にあやかって、どの店も鬼太郎グッズを売り始め、大にぎわいとなったのだった。
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