妖怪横丁の仲間と共に本体を止めようとする鬼太郎だったが、飢えて死ぬ苦しみ以上に苦しいものはないと攻撃に耐え、人間たちが食べ物を粗末にすることへの 怒りで行動するヒダル神に対して、どうすることもできない。その時、観客席の赤ん坊が空腹で泣き出した。動けない母親に代わってミルクを与えるヒダル神 に、目玉おやじは、今は飽食の時代かもしれないが赤ん坊が飢え死ぬこともない時代だと説得する。ヒダル神は怒りを納め、人々は元に戻ることができた。鬼太 郎は砂かけばばあの作ったピーマン料理を食べ、食事の取れる幸せを味わうのだった。