鬼太郎が映画の試写会に行く約束を忘れて、ねずみ男と幻の妖怪昆虫オオアシナガオバケクワガタを採取するために旅に出たと聞いて、ネコ娘は怒っていた。ねずみ男が案内する穴場でツノマガリオバケクワガタを捕まえた鬼太郎は、昆虫採集に夢中になる。だが森は大型ショッピングモールの開発で伐採されようとしていた。誰もいないはずの古寺から鐘の音が聞こえ、工事現場の作業員はおびえるが、社長は強行に工事を推し進める。その晩、社長の家に古寺に住む妖怪、野寺坊の使いだという、人間の言葉をしゃべるヒキガエルが警告にあらわれた。