タンコロリンが妖怪城にさらわれたという知らせを受け、黒鴉と天狗ポリス、鬼太郎と一反もめんが駆けつけた。そこには成長して心を持ち、ぬらりひょんを父と慕う妖怪城の姿があった。妖怪城は、ねずみ男が妖怪四十七士探しで目星を付けた妖力の高い各地の妖怪を吸収して、成長していったのだ。土の塔の龍の力も目覚め、次に移動した土地が決戦の場所だと言い残すぬらりひょんとともに、妖怪城は地に潜って姿を消した。朱の盤や蛇骨ばばあたちとの宴席で、ぬらりひょんが紹介した鬼太郎抹殺の切り札の姿を見たねずみ男は驚愕するのだった。