ゲゲゲの鬼太郎(第5期)

TV 番組

第 98 話おやじ大充血!勇者鬼太郎!!

2009/03/08放送
脚本:吉田 玲子 演出:畑野 森生 作画:仲條 久美 美術:宮前 光春

目玉おやじはモンモンモンスターというゲームにはまっていた。そのゲームについて学校で奇妙な噂が流れていた。4時44分にプレイするとスペシャルステージがあらわれるというのだ。ハヤテはその噂を試してみることにする。時間になると画面にフグル姫と名乗るキャラクターがあらわれ、助けてほしいと言って扉のグラフィックが表示された。扉を開けるコマンドを実行したハヤテは、画面から出てきた手によってゲーム機の中に引きずり込まれてしまう。ハヤテの弟のヒロトに依頼を受けた鬼太郎は、実際にゲームをプレイしてみることにした。
鬼太郎は、ネコ娘、アマビエ、かわうそ、一反もめんとともにゲームの中の世界に入り込んでしまった。ゲーム疲れで寝ていた目玉おやじは、それを見て呆然とする。フグル姫から魔女マヨウを倒して世界を救うために旅をしてほしいというメッセージを送られ、旅立つ鬼太郎たち。遭遇したモンスターと戦おうとするが、ゲームの世界の中なので、髪の毛針などの妖力が使えず攻撃することができない。困り果てたみんなに、目玉おやじの声が聞こえてきた。夜行さん一世一代の大発明万能妖力探査装置を使ってゲームにアクセスすることができたのだ。
目玉おやじが操作することで鬼太郎たちは戦えるようになった。経験値をためて成長した鬼太郎たちの前に魔女マヨウがあらわれ、海賊に鬼太郎たちをおそわせる。海賊を撃退した鬼太郎たちだったが、ずっとプレイしていた目玉おやじは充血し、ゲーム機も故障して操作できなくなってしまう。なんとか魔女の塔へたどりついた鬼太郎たちは、魔女マヨウと戦うが全然かなわない。そこに勇者オヤジモンがあらわれ、みんなをレベル99にする。夜行さんがゲーム機を修理する際に裏技を発見し、ゲーム内に目玉おやじのキャラクターを送り込んだのだ。
鬼太郎たちは魔女マヨウを倒してフグル姫を助けるが、二人は同じ顔をしていた。実は二人は妖怪文車妖妃が演じていたのだった。本に込められた思いで遊ぶのが好きな文車妖妃は、人間たちが本を読まなくなったので、代わりにゲームの中の世界で退屈を紛らわせていたのだ。文車妖妃の支配する世界で鬼太郎たちに勝ち目はない。目玉おやじは一反もめんに本を朗読させて、文車妖妃の気をそらさせ、その隙に攻撃してみんなをゲームの世界から解放することができた。本の面白さを思い出した文車妖妃は、元の幼い姿に戻って読書を楽しむのだった。
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