キン肉マンⅡ世

TV 番組

第 21 話デッド・シグナル悪夢の標識攻撃!

2002/05/29放送
脚本:川崎 ヒロユキ 演出:古賀 豪 作画:直井 正博 美術:吉田 智子

またしてもクリオネマンの体内に取り込まれたセイウチンは、身動きがとれなくなる。クリオネマンはセイウチンに止めを刺そうと、セイウチンの頭部を体外にさらけ出して、空中からコーナーに激突させた。セイウチンの自慢の牙は折れ、再起不能が明らかになると、会場にゴングが鳴り響いた。
試合を見届けた万太郎たちの足元で子犬があくびをしたのを見て、「あまりの一方的な試合展開に犬も退屈しているわ!」というデッド・シグナルの一言が万太郎の闘志を呼び起こす。そこにドロシーが「あんちゃんのカタキさ討ってけろッ!」と魚を投げ渡すと、万太郎はそれをがっちりと受けとめ闘志を燃やした。
第二試合開始。万太郎は「お前の弱点は見破った。」 と宣言し、相手の細い足を攻撃する。その攻撃は確実に効いていたが、デッド・シグナルが顔面の標識を変えると、いくら攻撃しようとしても違う方向に進んでしまう。なんとデッド・シグナルは、対戦相手に標識どおりの動きしか出来なくさせる技を持っていた。
さらに別の技を披露するデッド・シグナル。自然現象を操り看板をぶつけて、あたかも万太郎が電車に跳ねられたように幻覚を見せるというとてつもない技だった。万太郎は怖がり逃げ出そうとするが、デッド・シグナルのガードレールに挟まれ捕らわれる。さらに顔の標識を高速回転させたデッド・シグナルは、万太郎の胸板を切り裂く。万太郎はただ痛みに絶叫するしかなかった。
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