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TV 番組

第 37 話危ない!ファイブDEチャンス!(後編)

2008/10/26放送
脚本:佐藤勝一 演出:大塚 健/座古明史 作画:東 美帆 美術:花村弘喜

テレビのクイズ番組『ファイブdeチャンス』に出場するはずだったのぞみたちを、ニセのスタジオにおびき寄せて、インチキなゲームで次々に捕らえたミスター・マジックことムカーディア。残るはうららとかれんの2人だけでした。別の方法でこの罠を抜け出そうとするかれんですが、うららは次のゲームに挑戦すると言いだします。何故、みんながそんなにテレビのクイズ番組の優勝にこだわるのかわからないかれんでしたが、うららのみんなの名前を刻んだ優勝トロフィーを記念に欲しいという言葉を聞き、みんなの気持ちがようやくわかるのでした。そして、うららは音楽に合わせてモグラを叩くゲームに挑戦します。
リズムよくモグラを叩くうららでしたが、突然モグラがハンマーを受け止めてしまいます。みんなと同じようにミスター・マジックの卑怯な罠にはまってしまううらら。キュアレモネードに変身しますが、1人では力およばずに捕らえられてしまいました。ついに最後の1人になったかれん。挑戦しなくてはいけないのは苦手なコイントスでした。しかもミスター・マジックは、どんなインチキを用意しているかわかりません。そこでかれんは自分の持っているコインで、コイントスをすると言いました。その条件を受け入れたミスター・マジックでしたが、代わりにゲームに負けたらローズパクトを渡すよう迫ります。
お互いの条件を受け入れて、コイントスに挑むかれん。でもものすごいプレッシャーから、なかなか裏表が決められません。しかしコインの裏表を知っているミスター・マジックは、かれんに表と言わせて、自分は正解の裏にしてしまいます。そして運命の一瞬。自分の勝利を確信して強引にかれんの手を開けさせたミスター・マジックでしたが、それによってコインが床に落ちて、表になってしまいました。こうしてかれんは、最後のゲームに見事勝利します。でも自分の負けを認めたくないミスター・マジックは、今度はホシイナーを使って戦いを挑んできました。
しかし、カプセルから脱出したキュアドリームたちと、ようやくスタジオに突入できたミルキィローズを加えて、全員集合したプリキュアに敵はいません。ホシイナー軍団は見事に倒され、ミスター・マジックは逃げてしまいました。なんとか間に合って、本当の『ファイブdeチャンス』に出場したのぞみたち。その結果は堂々の優勝です。そして優勝トロフィーも送られてきました。そこには出場した5人の名前のほかに、くるみの名前も刻まれています。かれんのじいやがこっそりテレビ局の人に頼んで、特別に6人の名前を刻んでもらったのでした。こうしてトロフィーは6人にとって、何にも代えがたい記念の賞品になったのでした。
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