課題を一休みさせて一息ついたなぎさたちは、打ち水や風鈴などの『昔の知恵』について、さなえの興味深い話に耳を傾けていた。昔の日本には現在のようなクーラーや扇風機などはなく、それなりに涼を得る知恵を色々と持っていた…と。そして「もっと涼しい場所が近くにありますよ」と、さなえお気に入りの場所に誘われるのだった。「わあ、ボートがある!!」…自然公園にやって来たなぎさは、大ハシャギ!!ほのかを一緒に乗せ、さっそく貸しボートに乗り込む。ひかりは、さなえと一緒だ。なぎさたち程パワフルに進むことはできないが、彼女は自分なりのペースでボートを漕ぎ出す。