マモルが持っていたのはお医者さんであるお父さんの仕事用のカバンだった。やってきた響と奏が問いただすと、マモルは仕事のために一年間家をはなれてしまうというお父さんに怒り、カバンを持ってきてしまったというのだ。たとえ一年間お父さんと会えなくても心がつながっていれば大丈夫、という響と奏だが、「誰だって人は結局一人ぼっちだ」と言うエレン。それは今のエレンの気持ちでもあった。しかし正直な気持ちをきちんとお父さんに伝えるべきだ、と言う響と奏はマモルのお父さんを探しにいく。その場に残ったエレンは、マモルがお父さんに会いたくないのだろうと思いマモルを町へと連れ出すのだった。