クリスマスの準備を嬉しそうにしている団とまりあ。しかし響は一人浮かない顔をしていた。モジューレのト音記号がノイズに奪われ、不幸のメロディの楽譜が完成してしまったことを思い返す響と奏。ノイズにどう立ち向かうかを思い悩む響たちに、パイプオルガンが完成したからもう心配はないと言う音吉。音吉は和音や聖歌など響たちの学校の友人を呼び、みんなで一緒に調べの館で行うクリスマスコンサートの準備をして欲しいと言う。みんなと一緒に準備を始める響たち。

みんなで準備をする中、アコはメフィストを心配し、そしてノイズがいつ襲ってくるかと不安に感じていた。しかしクリスマスコンサートを成功させ、みんなに幸せになってもらうことが今の自分達にできることだと言う響、奏、エレン。いよいよクリスマスコンサートが始まるというその時、ファルセットが現れる。音吉がパイプオルガンを弾こうとするが、現れたピーちゃんがその演奏を邪魔する。その隙に不幸のメロディを歌うファルセット。歌を聞いた人々が発する不幸のエネルギーを吸い込んだピーちゃんがノイズの姿となるのだった。

完全体になったノイズの力で世界の人々は石にされてしまい、一切の音が消えてしまう。そんな中、音吉のバリアで石にならずにいた響、奏、エレン、アコ、そしてハミィとクレッシェンドトーン、フェアリートーンたち。しかしノイズは音吉を吹っ飛ばしてしまう。静けさの中、遠くメイジャーランドから聞こえてくる音に気づくノイズ。ファルセットは用済みになった伝説の楽譜をネガトーンにすると、ノイズとともにメイジャーランドへと向かうのだった。

ネガトーンは響たちを攻撃するが、音吉とクレッシェンドトーンが響たちを守る。しかしすぐにバリアを破壊されてしまう。迫り来るネガトーンに、響は自分に力がないばかりに伝説の楽譜をこんな目にあわせてしまったとネガトーンに謝る。するとその言葉に心を動かしたネガトーンに新たなページが生まれ、同時に響たちの胸からハートのト音記号が生まれる。モジューレに再びト音記号が宿ると四人はプリキュアに変身！ 四人はネガトーンを倒すと、みんなの幸せを取り戻すため、ノイズを追ってメイジャーランドへと向かうのだった。